平安娯楽館「嘉暮郷」 ホーム>虫愛づる姫君ファンクラブ
虫愛づる姫君ファンクラブ■目次■
■「虫愛づる姫君」って何?■
■「堤中納言物語」って何?■堤中納言物語(つつみちゅうなごんものがたり)は、平安晩期ごろに成立したといわれる短編小説集。次の十一話から構成される。
■「虫愛づる姫君」のあらすじ■大切に育てられているお姫さまがいました。でもお姫さまは、虫大好きvな当時としても奇特な姫君でした。身なりもかまわず、虫一筋でした。 親が注意してもとうとうと言い訳をし、親も親で姫君のある意味覚者的な感じに、普通と違うとちょっと親ばかでした。 女房たちは影で姫君の悪口を言いたい放題でした。 姫君は近所のガキどもを買収して、虫を集めさせていました。 といったうわさを、いまどきの若者・右馬佐が聞きつけました。 とにかく面白いことに首を突っ込みたい年頃の右馬佐は、姫君に贈り物をしました。 姫君に届いた贈り物の袋からは、和歌(求愛の)とともに蛇がにょろりと出てきました。 姫君は蛇は嫌いらしく、挙動不審になり、屋敷は大騒ぎでした。 でも、蛇は作り物でした。 姫君は、チラシの裏ぐらいのいきおいでどうでもいい紙に和歌の返事(拒絶の)を書いて返しました。 右馬佐は、それを見てかえって面白がりました。 右馬佐は友人の中将を伴って、なぜか意味不明の女装をして姫君を見に行きました。 覗いていると都合よく姫君が庭に出てきて、ガギどもと遊びはじめました。 右馬佐は、姫君の風変わりぶりにあちゃーと思いましたが、意外に可愛いのでドッキリしました。 ガキどものひとりに気づかれたため、和歌を書いてガキどもに渡しました。 女房が姫君の代筆で返歌を書きましたが、右馬佐は捨て台詞ならぬ捨て和歌を読んでその日のことは帰って行きました。 ■「虫愛づる姫君」の主人公と相手(?)役■
■企画その1 姫君の容姿を検証■まず、原文から姫君の容姿について書かれている場所をひろうと
次に肯定的な形容詞を拾ってみると、”きよげ”3回、”あざやか”2回、”はな(はなばな/はなやか)”2回、”け高し”2回、”愛敬づく”1回、”涼しげ”1回、”ととのほる”1回、”うつくし”1回などが出てきます。 蛇足ですが訳してみると(あくまでここでのみの場合です)
わあ姫君って美女だね。・・という結論で終わらせるのはあまりに芸がないのでもう少し詳しく検証(?)してみると 一番多く出てきたのはきよげ。 当時の美をあらわす形容詞の中で”きよら”についでNo2位置にあります。”きよら”が使われている有名人物(?)では、光源氏や紫の上とかです。つまり そのくらいのレベルに使う形容詞ということですね。じゃあ姫君は化粧したら”きよら”になるのかと考えてみたんですが、よく考えたら紫の上が源氏に垣間見 されたときたしか化粧してなかったし(こちらは年が若かったから)おそらく”きよら”まではいかないですかね。 ちなみにきよげ、愛敬づく、け高し、ととのほる、あざやかは美少年によく使われる形容詞だそうで(新潮日本古典集成堤中納言物語より)。 顔の部分で表記があるのは眉と口元のみなんですが当時の化粧は唇も白粉で白く塗リつぶしていたらしいので、化粧をしていないのなら唇がそのまま見えるため確かに印象的。右馬の佐が感想で目元じゃなく、口元を好ましく思っているのが何かアレで・・ (邪推) まとめてみると地は華やかな感じの美女で、化粧などで装っていないためみずみずしく見えるといったかんじでしょうか。 華やかなということは結構目鼻立ちがはっきりしていると仮定しやや目は大きめで猫目気味(希望)、もちろん眉は太めできりっとしている。中背とあるので当時の女性平均身長の150cmくらいで、中肉くらいがいいなあ(希望)。 今度は右馬の佐の外見が書いてあるところを拾ってみると
行動からして二枚目な感じじゃないような・・絵に描いたようなイケメンは蛇送ったりしない。
■「虫愛づる姫君」を読むことのできる文献■
■「虫愛づる姫君」を取り扱っているサイト■
■おまけのいらすと■ |